法然上人像

1、人生には楽しいこともあるけれど、苦しいことや満たされないこと、他人をうらやむことなどが山のようにある。
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2、それら人生の苦しみやうらやみなどは、煩悩があるからおこってくるもの。
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3、そこでお釈迦様は、煩悩をなくし、正しく物事を捉えて、心おだやかで苦しみのない境地(成仏)にいたるための方法(修行)を示された。
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4、ただし、この世でその方法を実践するのはとても難しい。
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5、ところが阿弥陀仏は、その方法を実践するのにたいへん適した「極楽」という場所を作られていた。しかも生前中に「南無阿弥陀仏」と唱えた者は、誰でも来世はその極楽へ救い取ってもらえる(往生)。
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6、この有り難い阿弥陀仏と極楽の教えにめぐり会われた法然上人は、「南無阿弥陀仏」とお念仏をして、極楽行きを予約することを人々にすすめるために、浄土宗を開かれた。